分離マージンモードを使用してる際は、ポジションに証拠金を追加、あるいは減少させることができます。
ポジション欄の鉛筆マークをクリックして、ポジションに使用する新しい証拠金を入力します。
USDT契約の場合、証拠金がポジションに追加されても、その後のポジションを建てるために使用されるレバレッジと注文ゾーンのレバレッジの表示は更新されません。ポジションの強制決済価格は、ポジションの新しいポジション証拠金に基づいて再計算されます。トレーダーは、調整を実行する前に、調整後の強制決済価格を確認することができます。
以下は、証拠金をポジションに追加した結果として発生する3つのシナリオです。
シナリオ1
トレーダーAは、ポジションに証拠金を追加した後、注文ゾーンでレバレッジ倍率を変更しました。ポジションの必要証拠金は新しいレバレッジに必要な証拠金額にリセットされ、先程ポジションに追加されていた証拠金はリセットされます。(利用可能残高に戻ります)
**十分な証拠金がある場合にのみレバレッジを引き下げることができ、強制決済価格がすぐにトリガーされない場合にのみ高いレバレッジを設定することができます。そうでない場合、レバレッジ変更操作は拒否されます。
シナリオ2
ポジションに証拠金を追加した後、同じ取引方向で注文を発注し、ポジションを増やします。追加された証拠金は、ポジション全体に適用されます。
例:
1)トレーダーは、1BTCのロングポジションを保有しています。強制決済価格が9,500 USDT、参入価格10,000USDTでした。
2)証拠金1000USDTを追加しました。→強制決済価格は8500USDTに引き下げられした。
3)その後、10,000USDTで1BTCの契約サイズのロングポジションを追加しました。現在、契約の合計サイズは2BTCです。
4)追加した証拠金1000USDTは、合計2BTCポジションで共有されます。→強制決済価格は9000USDTまで上昇します。
シナリオ3
ポジションに証拠金を追加した後、ポジションの部分解消をします。追加証拠金は、決済されるポジションの割合に応じて比例配分されます。→ポジションの強制決済価格は、ポジション部分解消後も変わりません。
例:
1)トレーダーは、1BTCロングポジションを保有しています。参入価格10,000USDT、強制決済価格9,500 USDTでした。
2)証拠金1000USDTを追加しました。→強制決済価格が8,500 USDTに引き下げられます。
3)ポジションの50%(0.5BTC)を部分解消します。→残りの契約サイズは0.5BTCになり、先程追加した証拠金は比例配分されて500 USDT(50%)が残ります。ポジションの強制決済価格は8,500 USDTのままです。